ジッダ (Jeddah)
人口は340万人. 2010年の都市的地域の人口では317万人であり、世界第106位、同国では第2位である. イスラム教が興って近郊のマッカ(メッカ)が聖地になると、巡礼者の中継地点として栄えるようになった. 現在では、ハッジ(大巡礼)の時期になると毎年200万人ものイスラム教徒が、ジッダを経由してマッカへ巡礼するため、ジッダ港(またはジッダ・イスラム港)や空港(キング・アブドゥルアズィーズ国際空港)は巡礼者を乗せた船や飛行機で一杯になる. メッカの玄関口としての歴史地区は、2014年にUNESCOの世界遺産リストに登録された. また多くの国際機関や金融機関が本拠を置く経済都市でもあり、多様な民族が働いている.
地図 - ジッダ (Jeddah)
国 - サウジアラビア
サウジアラビアの国旗 |
世界2位の原油埋蔵量を持つ国であり、世界最大級の石油輸出国でもある. イスラム教最大の聖地メッカ(マッカ)と第2のマディーナ(メディナ)を擁する. 世界銀行の定義では高所得国に分類され、アラブ諸国で唯一G20に加盟しているが、産業の多様性には乏しく、天然資源開発が主要産業となっている.